Part2 Entity Framework Core 1.0 の基本的な使い方

Part2では、実際にデータベースファイルからデータを取得します。用意されてあるファイルを利用することも可能ですが、EF Migrationでのデータベースファイルの生成も説明します。

データベースファイルの配置場所として、App_Dataディレクトリを作成します。公開しないファイルであるためwwwroot内である必要はなく((むしろ公開するのはよくない))、ディレクトリ名は任意です。また、Modelsディレクトリを作成し、Pubs.csファイルを作成さいます。

$ mkdir App_Data
$ mkdir Models
$ touch Models/Pubs.cs

Pubs.csはこのファイルの様に記述します。

Pubs.cs

TBD: EFに関する説明

さて、データベースファイルですが、サンプルを利用する場合はこちら(TBD)からダウンロードして、App_Dataディレクトリに配置してください。 一から作成する場合は、EFのMigrationツールを利用します。最初のコマンドの最後の引数はマイグレーション名で任意の名前でよいです。 なお、これで作成されたデータベースは空ですので、適当にレコードを入力してください(SQL用意するかも、TBD)。

$ dotnet ef migrations add InitialSetup
$ dotnet ef database update

ここまでできたら確認のため、Startup.csファイル内のConfigureメソッドにあるapp.Runを書き換えてDBにアクセスできるか実行してみましょう。

app.Run(async (context) =>
  {
    using (PubsEntities pubs = new PubsEntities())
    {
      var query = pubs.Authors.Where(a => a.State == "CA");
      await context.Response.WriteAsync(query.Count().ToString());
    }
  });

サンプルファイルを利用した場合は15と表示されるはずです。

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